ご存じのように、年初来、新型コロナ・ウィルスの出現によって「外出自粛」を求められました。これを受け、年内に予定されていた講演会、講座などは全て延期、もしくは中止となりました。
しかし、この頃から普及し始めたインターネットのZOOM(ズーム)での会議システムを利用した講演会、講座などが盛んになり始めました。そこで、このZOOMを利用した講座をやってみようということになり、鹿児島の方々などの協力を得て、幾度か試験を繰り返しました。結果、講座を開始するにあたり大きな問題がないことがわかりました。
そこで、本格的に5月30日から6回シリーズでオンライン講座の開始に至ったわけです。シリーズとして幕末史と神社などを絡めての話をしましたが、講座が終了しての質問では、近現代史の話題に集中しました。そこでの意見は「学校教育での歴史では、日露戦争で終わってしまい、以降の歴史がわからない。」「なぜ、あの太平洋戦争に日本は突入したのか」「満洲国とは、そもそも、何だったのか」「日本はこれからどうなるのか」「何に憤慨して、大東亜戦争に至ったのか」など、様々な意見でした。
そこで、来年の第7回以降の内容として下記の6つの話を考えてみました。
第 7回 「なぜ、伊藤博文は暗殺されたのか」
第 8回 「歴史から消された長崎事件という主権侵害」
第 9回 「笹川良一に宛てた山本五十六の手紙」
第10回 「征韓論は久留米から始まった」
第11回 「なぜ、大隈重信は襲撃されたのか」
第12回 「幻のオリンピック・ガネフォ」
開始日については今後の日程を詰めていきますが、「知りたい」という関心事は近現代史であることから、ここに特化してオンライン講座を進めていきたいと考えています。
最後になりましたが、全6回の講座を受講していただいた皆様方、ありがとうごじました。次回も、宜しくお願い申し上げます。
以上